こんにちは、ないとです。
昨日のバイト帰り、何故かふと人口問題について考えてみたくなりました。
先日の環境科学でも学びましたが、現在世界で人口問題が懸念されています。
人口問題は高校地理から学んでいたので関連知識は浅く広く知っていましたが、
改めて大学の講義で学ぶと不可避な問題であると思いました。
まず諸外国についてちょっと書こうと思います。
現在人口第1位である中国。しかし中国の合計特殊出生率は1を切っています。
因みに合計特殊出生率とは、一生の間に女性が生む子供の数を表します。
中国のそれが低い理由としては、一人っ子政策の存在が挙げられるでしょう。
その名の通り、一人っ子、各家庭は子供を1人しか設ける事ができません。
例外として1人目が女の子である場合、2人目を産む事が出来るそうです。
結構政府機関の監視も厳しいようですが、
社長曰く、監視を掻い潜って(戸籍登録を避けて)いる家庭もあるのだとか。
しかしそれだと戸籍登録されない子供が可哀想ですよね。
その中国に代わり、近い将来はインドが人口第1位になるそうです。
インドは北東部ガンジス川では宗教柄の沐浴が見られるそうで、
南部(バンガロールなど)ではIC工場が見られます。
結構な貧富の差があるという事を表しているのでしょうか?
まぁそれはあまり人口に関係はないかな。
インドも人口増加が見込まれていますが、
そのお隣の国、バングラデシュでも人口に関する問題を抱えています。
バングラデシュといえば日本と国旗がちょっと似ていますかね。
そのバングラデシュ、勿論人口数も気になりますが、もっと気にすべきは人口密度。
細かな数値は分かりませんが、異常に高い事は覚えています。
人口密度が高い事も立派な人口問題ですね。
またバングラデシュは地形的にも問題を抱えている国でして。
海抜高度が低い&海沿いに栄えているという土地柄ゆえ、
高潮や津波が来るとモロに被害を受けてしまうのです。
実際にスマトラ島沖地震でもバングラデシュは寡少とは言えない被害を受けました。
人口とは離れた話になっちゃいますが、
地球温暖化による海面上昇もバングラデシュに危機を与えます。
しかし世界は広いもので、インド南方の海上に位置する島国モルディヴは、
現在より海面が1メートル上昇すると国土の80%が水没してしまうのだそうです。
モルディヴ同様の島国、例えばセイシェル、モーリシャス等も危ういのでしょうか…?
さて、話を戻しましょうかね。
アジア(主に南〜東南アジア)同様、アフリカ諸国も人口増加率が高いです。
人口増加率が爆発的に高いのでこのような状態を『人口爆発』といいます。
アフリカ諸国での『人口爆発』には貧困が背景にあるとされています。
人口は一般に〔多産多死〕という背景を初めに持ちます。
〔多産多死〕とはその字の通り、多く生まれて多く死ぬという事です。
発展途上国は労働力を要するので多産です。
これも貧困が故と言えるのではないでしょうか。
そして疫病や栄養失調等の原因により、残念ながら多くの人が死んでしまいます。
しかし〔多産多死〕を経ると、次は〔多産少死〕という局面を迎えます。
〔少死〕になる原因としては、富が増える、医療機関の発達等の要因が考えられますが、
この〔多産少死〕になると(このような変移を『人口転換』といいます)、
言うまでもなく人口は増加の一途を辿るばかりです。
ちょっと昔〜今のアフリカ諸国はこの局面になっていると考えられています。
だからアフリカ諸国では人口増加率が高いのです。
アフリカ諸国の貧困が人口問題を生んでいるというのは想像できるとは思いますが、
その貧困の原因は何かといいますと、それはまた複雑な話になります。
一例だけ挙げると地球温暖化による異常気象ですね。
具体的にいえばその異常気象による旱魃です。
これによって商品作物が獲れなくなり、貧困が生まれる。
単純なサイクルのようですが、この因果関係の間には様々な局面があると思います。
また様々な局面を持ちつつ、悪循環を招きます。
どのような悪循環かといいますと、
〔異常気象による旱魃〕→〔食糧不作〕→〔商品作物が作れないため人々は薪で食い繋ぐ〕
→〔木が大規模に伐採される〕→〔地球温暖化の加速〕→〔異常気象による旱魃〕
というものです。
さてさてやはり脱線してしまいました。
そろそろ日本の話にしましょう。
日本の合計特殊出生率は現在約1,25だと聞きました。
日本は今年、人口の漸増が止まりました、つまりピークに達しました。
だからといって今後すぐに人口が減少するわけでもなく、
人口問題が解決するわけでもありません。
日本に取り残された問題は「少子高齢化」でしょう。
日本はもはや「超高齢社会」を迎えようとしています。
「超高齢?高齢化社会とどう違うの?」と思われた方もいらっしゃると思います。
まずこれらの違いを示すのに必要な指標として『高齢化率』というものがあります。
『高齢化率』は65才以上の高齢者数を総人口で割った値で表されます。
つまりは総人口の中で65才以上の高齢者の方が何%を占めているのかという事を表します。
因みに日本の都道府県では秋田県や島根県が高いそうです。
それで、その比率によって「高齢化社会」「高齢社会」「超高齢社会」の3つに分けられます。具体的には、
「高齢化社会」…高齢化率が7%以上。
「高齢社会」…高齢化率が14%以上。
「超高齢社会」…高齢化率が20%以上。
と分けられます。
では「超高齢社会」だとどういう事が起こるのでしょうか?
「超高齢社会」という事で5人に1人はお年寄りになります。
そこでお年寄りが病気になると療養だけでなく家事一般を行う事が困難になります。
つまり、生活そのものが困難になってきます。
対策としてはやはり医療サービスの充実化でしょうか。
地域が一体になる、という考えも様々な村で出されているようです。
「自分を含めて誰もがいずれ老人になるのだから。」
そういう考えを若い人々が持つ事も大事だと思います。
では次は少子化問題について言及しましょう。
日本の合計特殊出生率はさきほど申したように約1,25。
現在の人口を維持できるその値は2,08。
少子問題も今すぐの解決は望めなそうです。
しかし、先日ニュースで詳しく知ったのですが、
日本のある村では現在でもその値が2を超えているそうです。
その村とは長野県の下條村。
合計特殊出生率は第2次ベビーブームの時と同じくらいだそうです。
何故、下條村では合計特殊出生率が高いのでしょうか。
それには主に2つの理由があるといいます。
1つ目は住居の安さ。
2LDKで1ヶ月家賃が36,000円、これは安いです。
勿論幽霊も出ませんし風水的にも問題ありません。
「安い分不便か?」と言われてもそうではなく、市街地まで車で20分。
そこまで辺鄙な場所とは言えません。
理由の2つ目は医療費。
なんと、中学3年生までの子供の医療費は完全無料なのだそうです。
そのため住民は村外へ出たいとは思わないのでしょう。
これは理想的です。
では、ここまでの有効な対策を行うお金は何処からやってくるのでしょう?
それは基本的な行いによってできたお金です。
基本的な行いとは、役場の人事削減や電気代節約等。
具体的には、役場の昼休み1時間の間でも消灯して電気代を節約。
簡単な道路の補修は村人が分担して自ら行う。
という事だそうです。
こう考えると我々にも可能な策であるような気がします。
しかしどうなのでしょう?人口問題の早期解決は望めない気がします。
やはり未だに我々の意識が低いからなのでしょうか?
それはまた困った問題です。
これからの未来も、我々と人口問題とは切っても切れない関係であると言えるでしょう。
…テスト勉強せぇやって感じですね。(笑)
最後まで読んでくださった方は多謝であります☆
昨日のバイト帰り、何故かふと人口問題について考えてみたくなりました。
先日の環境科学でも学びましたが、現在世界で人口問題が懸念されています。
人口問題は高校地理から学んでいたので関連知識は浅く広く知っていましたが、
改めて大学の講義で学ぶと不可避な問題であると思いました。
まず諸外国についてちょっと書こうと思います。
現在人口第1位である中国。しかし中国の合計特殊出生率は1を切っています。
因みに合計特殊出生率とは、一生の間に女性が生む子供の数を表します。
中国のそれが低い理由としては、一人っ子政策の存在が挙げられるでしょう。
その名の通り、一人っ子、各家庭は子供を1人しか設ける事ができません。
例外として1人目が女の子である場合、2人目を産む事が出来るそうです。
結構政府機関の監視も厳しいようですが、
社長曰く、監視を掻い潜って(戸籍登録を避けて)いる家庭もあるのだとか。
しかしそれだと戸籍登録されない子供が可哀想ですよね。
その中国に代わり、近い将来はインドが人口第1位になるそうです。
インドは北東部ガンジス川では宗教柄の沐浴が見られるそうで、
南部(バンガロールなど)ではIC工場が見られます。
結構な貧富の差があるという事を表しているのでしょうか?
まぁそれはあまり人口に関係はないかな。
インドも人口増加が見込まれていますが、
そのお隣の国、バングラデシュでも人口に関する問題を抱えています。
バングラデシュといえば日本と国旗がちょっと似ていますかね。
そのバングラデシュ、勿論人口数も気になりますが、もっと気にすべきは人口密度。
細かな数値は分かりませんが、異常に高い事は覚えています。
人口密度が高い事も立派な人口問題ですね。
またバングラデシュは地形的にも問題を抱えている国でして。
海抜高度が低い&海沿いに栄えているという土地柄ゆえ、
高潮や津波が来るとモロに被害を受けてしまうのです。
実際にスマトラ島沖地震でもバングラデシュは寡少とは言えない被害を受けました。
人口とは離れた話になっちゃいますが、
地球温暖化による海面上昇もバングラデシュに危機を与えます。
しかし世界は広いもので、インド南方の海上に位置する島国モルディヴは、
現在より海面が1メートル上昇すると国土の80%が水没してしまうのだそうです。
モルディヴ同様の島国、例えばセイシェル、モーリシャス等も危ういのでしょうか…?
さて、話を戻しましょうかね。
アジア(主に南〜東南アジア)同様、アフリカ諸国も人口増加率が高いです。
人口増加率が爆発的に高いのでこのような状態を『人口爆発』といいます。
アフリカ諸国での『人口爆発』には貧困が背景にあるとされています。
人口は一般に〔多産多死〕という背景を初めに持ちます。
〔多産多死〕とはその字の通り、多く生まれて多く死ぬという事です。
発展途上国は労働力を要するので多産です。
これも貧困が故と言えるのではないでしょうか。
そして疫病や栄養失調等の原因により、残念ながら多くの人が死んでしまいます。
しかし〔多産多死〕を経ると、次は〔多産少死〕という局面を迎えます。
〔少死〕になる原因としては、富が増える、医療機関の発達等の要因が考えられますが、
この〔多産少死〕になると(このような変移を『人口転換』といいます)、
言うまでもなく人口は増加の一途を辿るばかりです。
ちょっと昔〜今のアフリカ諸国はこの局面になっていると考えられています。
だからアフリカ諸国では人口増加率が高いのです。
アフリカ諸国の貧困が人口問題を生んでいるというのは想像できるとは思いますが、
その貧困の原因は何かといいますと、それはまた複雑な話になります。
一例だけ挙げると地球温暖化による異常気象ですね。
具体的にいえばその異常気象による旱魃です。
これによって商品作物が獲れなくなり、貧困が生まれる。
単純なサイクルのようですが、この因果関係の間には様々な局面があると思います。
また様々な局面を持ちつつ、悪循環を招きます。
どのような悪循環かといいますと、
〔異常気象による旱魃〕→〔食糧不作〕→〔商品作物が作れないため人々は薪で食い繋ぐ〕
→〔木が大規模に伐採される〕→〔地球温暖化の加速〕→〔異常気象による旱魃〕
というものです。
さてさてやはり脱線してしまいました。
そろそろ日本の話にしましょう。
日本の合計特殊出生率は現在約1,25だと聞きました。
日本は今年、人口の漸増が止まりました、つまりピークに達しました。
だからといって今後すぐに人口が減少するわけでもなく、
人口問題が解決するわけでもありません。
日本に取り残された問題は「少子高齢化」でしょう。
日本はもはや「超高齢社会」を迎えようとしています。
「超高齢?高齢化社会とどう違うの?」と思われた方もいらっしゃると思います。
まずこれらの違いを示すのに必要な指標として『高齢化率』というものがあります。
『高齢化率』は65才以上の高齢者数を総人口で割った値で表されます。
つまりは総人口の中で65才以上の高齢者の方が何%を占めているのかという事を表します。
因みに日本の都道府県では秋田県や島根県が高いそうです。
それで、その比率によって「高齢化社会」「高齢社会」「超高齢社会」の3つに分けられます。具体的には、
「高齢化社会」…高齢化率が7%以上。
「高齢社会」…高齢化率が14%以上。
「超高齢社会」…高齢化率が20%以上。
と分けられます。
では「超高齢社会」だとどういう事が起こるのでしょうか?
「超高齢社会」という事で5人に1人はお年寄りになります。
そこでお年寄りが病気になると療養だけでなく家事一般を行う事が困難になります。
つまり、生活そのものが困難になってきます。
対策としてはやはり医療サービスの充実化でしょうか。
地域が一体になる、という考えも様々な村で出されているようです。
「自分を含めて誰もがいずれ老人になるのだから。」
そういう考えを若い人々が持つ事も大事だと思います。
では次は少子化問題について言及しましょう。
日本の合計特殊出生率はさきほど申したように約1,25。
現在の人口を維持できるその値は2,08。
少子問題も今すぐの解決は望めなそうです。
しかし、先日ニュースで詳しく知ったのですが、
日本のある村では現在でもその値が2を超えているそうです。
その村とは長野県の下條村。
合計特殊出生率は第2次ベビーブームの時と同じくらいだそうです。
何故、下條村では合計特殊出生率が高いのでしょうか。
それには主に2つの理由があるといいます。
1つ目は住居の安さ。
2LDKで1ヶ月家賃が36,000円、これは安いです。
勿論幽霊も出ませんし風水的にも問題ありません。
「安い分不便か?」と言われてもそうではなく、市街地まで車で20分。
そこまで辺鄙な場所とは言えません。
理由の2つ目は医療費。
なんと、中学3年生までの子供の医療費は完全無料なのだそうです。
そのため住民は村外へ出たいとは思わないのでしょう。
これは理想的です。
では、ここまでの有効な対策を行うお金は何処からやってくるのでしょう?
それは基本的な行いによってできたお金です。
基本的な行いとは、役場の人事削減や電気代節約等。
具体的には、役場の昼休み1時間の間でも消灯して電気代を節約。
簡単な道路の補修は村人が分担して自ら行う。
という事だそうです。
こう考えると我々にも可能な策であるような気がします。
しかしどうなのでしょう?人口問題の早期解決は望めない気がします。
やはり未だに我々の意識が低いからなのでしょうか?
それはまた困った問題です。
これからの未来も、我々と人口問題とは切っても切れない関係であると言えるでしょう。
…テスト勉強せぇやって感じですね。(笑)
最後まで読んでくださった方は多謝であります☆
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