こんばんは、ないとです。
今日から大学が始まりました。
2年の秋学期、何か早いなぁ…。

なんて感慨に耽っていたかったのですが、
1限始まりやったので耽っていたというよりウトウトしてました。

1限技術論?。
前期からの継続です。オモロイ授業である事は以前書きましたが、
やはり先生がイイ!!あの先生のゼミ取ってよかった!!

まぁそれはさておき、技術論?の内容は日本の伝統技術について。
技術論?は技術の起源等々でしたのでちょっぴり範囲が狭くなったかな。
日本の伝統技術、つまりは巧みや勘の世界について学びます。

ヨーロッパの技術は機械メインに進展し、それは退化しない。
別の言葉で言えば客体的、なんですね。
ところが日本の技術は生身の人間の中に吸収される主体的なもの。
当然退化していきます。
それは日本の伝統技術が伝授によって継承されたり、
口伝によって継承されたりするという事が根拠と言えるでしょう。
欧米と日本の技術には大きな差があるって事ですね。

それにしても技術論では刃物の話題が良く出てきます。
自分は刃物や日本刀の話が好きなので嬉しいです^^

今日も安来鋼と蹈鞴(たたら)の話をビデオで見ました。
実は前期に結構入った部分だったので重複する部分もありましたが、
やはり刃物製法話が好きな自分にとっては眠気の吹っ飛ぶ話ばかりでした。

驚いたのはやはり作業者の熟練さ。
鉄が焼ける色だけで温度を判断。眼で熱を感じるんですね。
実際刃物として質の高い、鉄の周りにホウ酸により鋼を据えるやり方では、
660度は低温過ぎ、950度は高温過ぎ、
750〜780度が適だそうですが、
熟練していないと無理です。
熟練しているからこそ、勘でも立派な結果が付いてくるのです。

蹈鞴の話もやはり印象的でした。
蹈鞴は砂鉄と木炭で純度の高い鋼を生み出しますが、
世界では類を見ない製鋼法なんだそうです。
それから蹈鞴は神聖な儀式のようなもので、
金屋子神(かなやこしん)という神様を祀っているそうです。

他にも蹈鞴について色々と語りたいのですが、
明日は2限から夜はバイトまで…。
この辺で止めておきましょう;

あ、そういえば日立金属のHPで蹈鞴について詳しく載っていますよ♪
興味があったら見てみてください^^

ではでは☆

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