【第1回 自分を知らないで何が出来る。】 題:ミルパパ

といふ事で、就活に向けて人事部長さんに色々訊いちゃいましょ〜って企画を立ち上げてみた。

ミルパパは、普段は見事なボケをしてくださるヒトですが、
ひとたび仕事になると別人のようにマジになられるとか。
で、このコーナーは、そんな人事部長殿であるミルパパに、
大学3年生のワタクシが就活に向けてどんな事をすればいいのか、
それを訊いていこうといふ孤立支援的(?)コーナーです。
え〜、半ばジョークっぽくミルパパさんに提案したところ、
超ノリノリで請け負ってくださいました。(笑)ホンマに感謝です^^

これまでもチョクチョク訊いてはきたものの、こうしてまとめて話をするのは初めて。
なのでこの日記での既出事項もあるかとは思いますが、それについてはご了承ください^^;

で第1回目の今日は、「自分を知れ」という事でした。
「自分の事は自分がイチバンよ〜〜く分かってる」なんて言いますが、
「自分の事は自分がイチバンよ〜〜く分からなきゃいけない」そうです、大学生は。
つまり、自分の事を知っているヒトの方が就活に有利。
更に言えば、社会に出て働いても有利。

どの業種・企業でも、よく面接で「長所・短所」は訊かれるのですが、
ミルパパもエントリーシートでも面接でも「長所・短所」について訊くそうです。
ただ、訊いて頷くだけでは終わらないのがミルパパ流。

ミルパパ曰く、

「長所・短所」がそのヒトの日常でどのように確立(存在)しているか、

これを訊かないとミルパパは気が済まないのだそうです。
簡単に言えば、

「あなたの長所(短所)を教えてください。
 また、その長所(短所)が日常でどのようなプラス(マイナス)を生み出しますか?

と訊くそうです。
例えば、ワタクシを例にしましょう。
長所が「会話をつくれる所」だとして、上記の質問に答えるとすると、

「ワタクシの長所は如何なる状況でも会話をつくれる所です。
 また、この長所が活かされる具体的な例としましては、
 ディスカッションやディベートで論議を進めやすい、
 という例が挙げられます。(あくまで端的な例示)」

のように答えるとベストだとミルパパは仰いました。

つまり、自分の「長所・短所」を知るだけではなく、
その「長所・短所」が具体的にどのような場所や状況で影響を与えるか、
という事も自分で知っておく必要があるという事なのです。

面接では、面接官に深く考えさせてはいけないという暗黙のルールが存在するらしいです。
「長所・短所」について簡潔に答えすぎると、
その「長所・短所」が社会生活でどのような時に活きてくるのかを、
面接官に考えさせてしまう事になります。
こうなると面接官は、受験者に少々の疑念を抱いてしまうそうなのです。
なので、説明できる事は説明する事が吉、という事でしょうか。

さて、「自分を知れ」という事ですが、自分を知る為には自分の努力しか必要ないのでしょうか?
決してそんな事はないそうです。ってか、自分も友人に自己分析頼みましたし。(笑)

でも実は、その自己分析、絶対に完全にならないんだとか。
つまり、自分を100%知る事は不可能なんだとか。

ミルパパ曰く、自分全てを100%とすると、

自分が知ってる部分:70%
他人が知ってる部分:20%
自分も他人も知りえない部分:10%

に分けられるそうです。
10%の部分は言葉ではうまく説明できないそうなのですが、
「潜在能力」とか「未知の部分」とか、そのように言えるかもしれない部分であるとの事。
最初にコレを聞いた時、自分は完全に意味ぷーな状態でして、
しつこくミルパパに説明を求めました。

ミルパパは、

「じゃぁ逆に、自分が知ってる部分+他人が知ってる部分で100%になると仮定してみよう!」

と言いました。そう仮定すると、
自分の全てが既出・既述な部分になるので、ヒトは精神的に絶対に成長できない事になってしまう。

よくよく考えてみれば、ミルパパは成長とは可視不可視問わずして、
未知のものを自分に取り込む事であると考えているので、全て既出だと成長できないと言ったんですね。

でもヒトは言わずもがな成長します。
だから、ヒトには誰にもわからない未知の部分が存在する、と。

ワタクシはこの論理を聴いて、自分にも未知の部分が存在するのか、と本気で考えました。
そして自己分析をホドホドに済ませようと決心したのでした。(笑)

ミルパパの酔いも回ってきたみたいだったので、今回はここまで。
ってか、居酒屋で酒飲みながら相談会なんてすなよ!って感じですよね;

相談会が終わった後は、ミルパパはヒトが変わったように、
愛娘であるミルちゃんの自慢ばっかりしていましたとさ。

全何回のシリーズ(?)になるかは分かりませんが、おそらく次回もある事でしょう。
少しずつ就活に向けて知識を得ると共に、社会とは何ぞやという事も知っていきたいと思います。

ではでは☆

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