こんばんは、ないとです。

大晦日ですね、年の暮れですね。

それでも今日はゼミ合宿について振り返っていきたいと思います。

日程編の2回目です。


(8日目)
前夜BUTTERWORTH発車後、すぐに就寝したワタクシは翌朝クアラ・ルンプール駅到着寸前に眼を覚ましました。クアラ・ルンプールとは、泥の河、という意味だそうです(By Pitsa)。ってそのような話を聴いているヒマなどなかったんでした。急いで降りる準備だけして、駅へと降り立ちました。朝8時半の駅は太陽の光が差し込んで非常に眩しかった覚えがあります。先日であったラジオとも合流し、我々は宿泊地まで歩いて移動することに。8日目の宿泊地、YMCAホテルは駅から少し離れた場所にありました。そこでチェックインを済ませ、小休止の後、我々は展望台&ツインタワーに行く事になりました。が、先生は列車の中でよくお休みになれなかったという事で、午後3時のツインタワーにて合流する事となりました。まず我々ゼミ生は朝食を摂り、モノレールにて展望タワーへと向かいました。クアラ・ルンプールはやはり大きな街でした。至る所に大企業の看板が立ち並び、高層ビルも短い間隔で聳え立っていましたからね。
さて展望タワーへと到着。とにかく高けぇ〜360度パノラマ。ちょっと怯えながらもクアラ・ルンプールの景色を楽しみました。イヤホンで聴く景色のガイド(日本語版)は日本語が泣けましたけど無理やりに活用させて、クアラ・ルンプールの建物の歴史等をアタマに叩き込みました。(笑)
お次は日韓協同建設のツインタワーですが、その前にそのツインタワー入場(1日1000人しか入場できないらしいです)の予約をしてくれたPitsaの友人、アンドリューに会いにセントラル・マーケットというショッピングモールへ行きました。アンドリューは笑顔が素敵なヒトで、自分達にも優しく接してくれました。少々の自由時間をもらい、セントラル・マーケット内を見学した後、午後3時の予約に間に合わせる為、ツインタワーへと移動を図りました。しかし、ここでモノレールの電子カードが不具合を起こし、Reikaが改札を通れないというハプニングが発生。先行する列車に乗る組と追う組とで、ゼミ生は一時期二手に分かれました。この時、予約の時間なんて関係なく自分は結構焦ってました。それだけゼミ生が偶然に分断される事を恐れていたのでしょうか?A型の性です; しかし、ハプニングは大きなマイナスを残すことなく解決し、ツインタワーへ駆け込み、休息を取っておられた先生とも合流できました。ツインタワーでも41階からの景色を堪能しました。高いビルが並ぶ街並み、少し眼を遠くにやれば住宅開発の進んでいると思われる山間部、発展著しいと言える光景でした。
ツインタワーを後にし、アンドリューとも別れ、我々はとあるデパートで自由時間を過ごすことに。しかし、自分は疲れていたので、ちょっと歩き回ってすぐに先生とPitsaが休憩してた喫茶へ向かい、一緒にお話させていただくことに。数分後、Harukaを筆頭にTatsuya、Jumpeiもその喫茶へとやってきたので、8日目にして、やっぱみんな疲れが溜まってるんかな〜って思った記憶があります。少なくとも、自分は疲れてました。でも、時間を無駄にもしたくないという気持ちでいっぱいでもありました。この葛藤はゼミ合宿中に幾度かワタクシを悩ませましたねぇ。。。自由時間の後、再びセントラル・マーケットへと戻り、そこでも自由時間を。先ほどは時間があまりなかったので店を多く廻る事はできませんでした。なので自分はこの機会にセントラル・マーケットを巡る事に。…でも、やっぱ疲労が先行し、休憩メインの自由時間となってしまいました;
セントラル・マーケットにて、Jumpei・TatsuyaがPitsaを探しているというヒトに話しかけられました。Pitsaを探しているというヒトは全部で3人。最初は申し訳ないことにすげー疑わしかったんですけど、最終的にはPitsaの友達である事が分かりました。そして彼等の勧めで、クアラ・ルンプール郊外の中華料理店で晩御飯を食べる事に。モノレールとクルマで移動し、2つの円卓でそれぞれコース料理のような中華料理を食べました、めっさ美味かったです。自分が乗った車の運転者ジンと、同乗者アン(どちらもPitsaの友達)も同じ円卓でした。ジンは今年の5月に仕事で日本に来た時の話(横浜・浅草の話)をしてくれ、アンは出てくる料理の説明や、英語で話すジンのコトバをゆっくり繰り返して伝えてくれたりしてくれました。英語での会話は得意ではないワタクシでしたが、ジンとアンの優しさから、恥ずかしがる事もなく2人とお話できました。アンの近くに座っていたShioriとReikaも会話に加わってくれた事もあり、立派な国際交流をする事ができました。思い返すと、虫除けスプレー・ムヒなどの蚊(モスキート)の話でかなり盛り上がった記憶があります。
帰りもジンの車に乗せてもらい、YMCAホテルまで送ってもらいました。Pitsaの友達にはお世話になりっぱなしでしたよ、ホンマ。帰りは23時半と少し遅くなってしまいましたが、この日もとても充実した1日を過ごせました。ホテルに戻ってから、ラジオとの別れも経験したワタクシ。比較的長いあいだ一緒に行動していたので、その別れはかなり寂しかったです。Pitsaに訊けば、定刻午前3時にラジオはフィリピンへと向かって行ったそうでした、I’m glad to hear that。

(9日目)
 この日はクアラ・ルンプールからマラッカへと移動する日。朝、Jumpeiのトランクの脚が壊れた事が結構ショックで…。YMCAホテルから電車を乗り継ぎ、バス乗り場へ。バスに乗れば2時間でマラッカに着きました。車内が寒く、カーテンを身体に巻いて寒さを凌いだのを覚えています; 到着後、マラッカ・セントラルというバスステーションで少々の待ち時間を過ごしましたが、いざバスに乗れば短時間でホテルに到着。このホテル、外観も内装もかなりの高級感でして、各部屋にはゼミ合宿初のバスタブも。自分は初めてPitsaと同じ部屋になり、色々タイやマレーシアについて話を聴く事ができました。言わずもがな、Pitsaのプライベートな事も。。。(笑)
小休止の後、我々は先生のご希望でBaba’s House(Baba’s Heritage)へ向かうことになりました。途中、雨が降りましたが、先生にとってはそんな事は関係なく、バス・徒歩で早々と目的地へ到着しました。Baba’s Houseは、その名がついたホテルもありましたし、また昔の貴族が住んでいたとされる家をそのまま博物館にした、その建物の名前でもありました。その博物館では衣服や家具、食器など、暮らしていた中国系貴族の生活様式がよく分かりました。女性の脚を縛ってそのカタチを変え、逃げ出せないようにしたという社会事情はショックでした。そのせいで寝室のベッドが一回り小さかったんですね、哀しい過去を物語る物証です。Baba’s Houseを後にし、Pitsaの勧めでオランダ式の教会(Stadhuys)へ。先生は、Baba’s Houseに向かう時と教会に向かう時とで歩くスピードが2倍以上違いました。それだけBaba’s Houseにめっさ行きたかったんでしょうね、歩くスピードでそのテンションやモチベが分かる先生はある意味可愛かったです。そしてそれをサラッと指摘したゼミ朋輩Shioriの冷静分析には相当笑わされました。
教会に着いてから、暫く自由時間を取ってもらい、近くのお店を散策することにしました。今回の自由時間はめっさ重要でした。というのも、この日はクリスマス・イヴ。ゼミ朋輩と先生の提案で、プレゼント交換をする事となりました。大体10RM(リンギット:1RM≒30円)の値段の物を各自が極秘に買うことに。自分は散々迷った挙句、小さい宝石で“B”を象ったストラップとマレーシア・ツインタワーのキーホルダーの2つをちょうど10RM(ひたすらに3回ほど値切って 笑)で買いました。自由時間後、夕食を同場所で食べ、クリスマスケーキを買いにParksonというデパートへ。しかし、ホールのケーキは残念ながらなかったので、個別のケーキを人数分買うことに。Tatsuya・Jumpeiで責任を持ってケーキを運びましたが、そのクダリはオモロかったです。帰り、バスが道に迷った(と思われる)ハプニングに見舞われましたが、無事にホテルへと戻ってきました。
夜10時半頃から先生の部屋でクリスマス・パーティーの始まり。早速プレゼント交換を。赤鼻のトナカイに合わせてプレゼントを回す回す。ミュージックストップと共に、とあるプレゼントが自分のところに来ました。みんなで一斉に開けてみてみんなで感嘆して。自分には木の箸・箸置き・小皿のセットと、お香の詰め合わせが来ました。どちらも10RMで買えるんか!と思いましたが、すげー嬉しかったです。でも、依然誰がこのプレゼントをくれたのかは分かりません。ま、このまま分からんでもえぇか。(笑) 因みに自分のプレゼントはPitsaに行きました。偶然、Pitsaとはその日同じ部屋だったワタクシ。敢えて自分のプレゼントだとは言わなかったです。でも、そのプレゼントにめっさ喜んでいてくれたので良かったです。その後はケーキ争奪・山手線ゲームで盛り上がりました。Pitsaがかなりの強豪で、開始数戦で優勝候補かと思われていました。…が、最終的にはゼミ朋輩KaoriがPitsaとの一騎打ちを制し、ゼミ生の意地(?)を見せられまして。兎にも角にもゼミ生+先生+Pitsaで楽しいクリスマス・イヴを過ごせました。

(10日目)
朝。高級ホテルの1階で朝食を…、って先生がおらへんやん!という事で朝食を済ませてTatsuyaと一緒に先生を起こしに。ドアが開いて「今何時…?」という第一声の先生に対し、時間だけ告げ、その場を後にしたワタクシら。起こしに行く前は大きなお世話かと少々思っていましたが、どうやら起こしに行って良かったみたいです。驚いたのは、集合時間に既に先生が準備を済ましていたという事。起こしたのは7時35分、集合は8時、驚異的です。
バスにてマラッカを出発。シンガポール入国を狙います。出国手続はスムーズにいきましたが、シンガポールは厳しい国のようなイメージがあったので、入国手続はちょっと緊張しました。実際、自分は特に問題がなく入国できたのですが、なんと、先生が税関に引っかかってしまいまして。その原因はポケットに入れていたタバコ。他の入国者も普通にタバコは持ち込んでいるそうなので、先生は運悪く捕まってしまったようです。20分ほど拘束(?)された後、先生は解放されまして、無事全員がシンガポール入国を果たしました。
入国した後、Pitsaが見知らぬマレー人の女性と話していました。どうやらバスで偶然隣に座った方のようで、なんと、自分達が泊まる予定のLION CITY HOTELまで同行してくれる事になりました。最終的にはタクシーで向かう事となり、まだリンギットをシンガポール・ドルに替えていなかった自分らに対してお金を貸してもくれました。その女性は依然ヨーロッパに旅行した際に、自分も同じようなHELPをしてもらったから、という理由で自分達を助けてくれたのだそうですが、それにしても寛大すぎます。
ホテルで小休止後、Pitsaの友人2人も合流し、換金・昼食を経てマーライオンを観に行くことに。この時も先生はホテルで休まれる事になりました。我々ゼミ生は地下鉄を乗り継ぎ、マレー女性と別れた後、どでかいマーライオンと対面しました。が、どでかいマーライオンは本家ではないらしく、本家のマーライオンはどでかいヤツの真後ろに居たミニサイズのヤツでした。どでかいマーライオンは観光用なんか〜。ちなみにマーライオンのマーは、マーメイドのマー(MER:フランス語で海の意)との事です(Pitsa情報)。マーライオンを見た我々は、次の目的地を決める事に。そして迷った挙句に、ナイトサファリへ行く事になり、列車・バスに結構揺られながら目的地に到着しました。サファリバスに乗りながら、キレイな日本語での解説を聴きながらサファリ内を廻りまして。夜なので動物は殆ど観られないかな〜と思ったのですが、そんな事もなく色んな動物を観る事ができました。中でも、カピバラを観られた事は大きかったです。ナイトサファリでは、すっげーテンション高かったです、自分;
その後、ホテルに戻る前に外食。そこで食べた炒飯がハンパなくうまかったんです。帰り道、バスの中でNaomiがなかなか起きなかった事には焦りました;寝ると起きない・寝起きが悪いという話は先日に聴いていたのですが、まさか乗車時間30分で完全に深い睡眠に陥るとは。バス降車時、一番焦っていたのは絶対自分でした。(笑) さて、ホテルに戻って寝ようかとしていたのですが、TatsuyaがJumpei・Yui・Yukiとお酒を交わすという事で、自分も一緒させてもらいました。数種のビールを少しずつもらい、談笑に暫し時間を忘れました。

(11日目・12日目)
いよいよゼミ合宿も最終日。先生が集合時間を1時間早く勘違いしていたトラブルもありましたが、午前中は水族館へと行きました。シンガポールで合流したPitsaの友人、ハンドリューら2人は午後から合流する事に。水族館では水中トンネルを通ったり、ジュゴンを観られたり、イルカショーに脚を運んだり、海遊館とはまた違った楽しみ方ができました、満足っ!水族館の後はチャイナタウンで昼食を食べ、自由時間へ。自由時間には先生やPitsaと共にヒンドゥー教と仏教の寺社へ参拝に。前者と後者との仏閣・儀式の違いは明らかで、その違いを見抜きまくるのも興味深かったのですが、仏教の寺社が日本のお寺に構造が非常に似ていた事は更に自分の興味を斯き立てました。言わずもがな、歴史があるのは仏教です。日本のお寺が仏教の仏閣を真似たとしても、忠実すぎる真似ですし、その経緯についても機会があれば是非とも知りたいものです。
チャイナタウンでの自由時間後、先生とThanh Nhaは我々から離れます、飛行機の関係で。残ったゼミ生とPitsa・ハンドリューらでリトルインディアに行きました。ここではシンガポール内にあるインドの街並みを歩いて体感しました。小中国・小インドで、シンガポールは色々な背景・情勢・歴史・文化を持った場所、それを実感できましたね。
小インドへ行った後は自分達も空港へ行く為、まずはホテルへ戻ってトランクを持ち出して、再びモノレールでチャンギ空港へ。空港に着けば、Pitsaの友人である日本人女性とも駅で出会い、何となく‘別れ’というコトバが自分の頭に浮かぶようになって来まして。先生と合流したかと思えば、先生とYuki・Yui・Pitsaはこのままバンコクへ戻る為、早くも自分達と別れる事に。写真撮りまくって、Pitsaやその友人にお礼を言いまくって。女子は何人かナミダしてましたけど、自分も結構危うかったです。暫く鼻詰まってましたもん。特にPitsaは、次いつ会えるか分からないですからね、ものすごくツラかったです。先生らと別れて間もなく、自分達8人もハンドリューらと別れる事に。はっきり言うて、このときの事はあまり覚えていません、記憶が曖昧です;
偶然にもバンコク入りした8人で帰る事になりまして。少し早めにチェックインして、バーガーキングでメシ食って(実はこの時間の過ごし方、めっさ好きでした 笑)、時間に余裕を持たせて飛行機に乗りました。シンガポールを離れる時、合宿の11日間を思い返してました。で、思い返しすぎて充分に眠れませんでしたけどね。(笑)
成田に着いたのは翌朝7時。入国手続を済ませ、荷物を受け取り、唯一列車で家まで帰る自分はバスで帰るゼミ生に別れを告げました。駅改札に向かうのも後ろめたさでいっぱいでしたが、8時には単独行動に。成田空港⇒京成船橋⇒西船橋⇒東浦和とスムーズに帰ってきましたが、ほとんどの乗車時間眠ってました。武蔵野線の中ではスーツケースが知らぬ間に横に流れるほど熟睡してました。



以上12日間のゼミ合宿でしたが、非常に充実したものでした。
ヒトコトでこの合宿を片付けるのは間違っているかもしれませんが、
合宿の総括はまた別編でお送りします。



日程編だけでもかなりの長さとなりました;
最後まで読んでくださった方々、多謝です。



現実に戻れば、2007年も残り少なくなりました。
皆様には今年1年、お疲れさまでしたと言いたいですし、
また良いお年をお迎えください。



ではでは☆

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