こんにちは、ないとです。

夜のメイバイまで余裕があるので現在更新している次第であります。

昨日はメイバイの研修会でした。
ワタクシ担当の英語ではNAWNみんなが揃いましたし、
参加人数も10名いたので充実した研修会となりました。
研修会では、文法と長文それぞれの解説を、
指導員1名が代表してみんなの前で行なうという形式で進められました。
具体的には、文法は10題から1人1題を選択し、解説。
長文は1人の指導員が設問全てを解説。
そして解説途中、もしくは解説終了後に各指導員に意見や感想を忌憚なく出してもらい、
ベストな指導の仕方というモノを話し合っていくというカタチです。

先日申したとおり、ワタクシは長文を担当したため、
文法の指導は除外されました。
でも、NAWNのメンツをはじめ、その他指導員の指導法を聴いて、
それについてみんなで話し合っていくという流れは言わずもがな勉強になりましたよ!
指導員も十人十色、指導法も十人十色ですから、
自分がコレまで気づかなかったコトがドンドン出てきました。
この実感を覚える瞬間ってモノに、研修会の醍醐味と有意義さを感じましたね。


以下では、研修会を通して、
特に自分が感嘆し吸収したいと感じた他指導員さんの能力について述べたいと思います。

?のんののケース

「お母さん指導員」の異名を持つのんの。
そんな彼女の指導上の特徴は、
『完全に生徒さんと同じ視線に立って指導をする』
という点です。
つまり、生徒さんが分からないコトにはトコトン説明を施しますし、
しかもその説明が非常に分かりやすいんです。
でも、個人的には彼女の素晴らしい所はソコだけではないと感じます。
のんのの一番スゴイ所は、生徒さんが口に出さなくても分からない箇所を見抜く事ができる点です。
ちょっとした問答のやりとりで生徒さんの不安を感知し、
「分かってないみたいだね」という言葉を出さずに、
その不安を解消させる指導ができるってコトですかね。
なので簡潔に言えば、生徒さんからしてみると、
「今まで何となく分からなかった所が、いつの間にか分かるようになっている!」
という感覚を覚えるというコトです。…脱帽!


?わこのケース

プライベートでは(良い意味で)超問題児であるコトが多いわこ。
指導では問題児であるコトはないですが、テンションはプライベートと変わりません。
そんな彼女の指導上の素晴らしい点は、
『どんな生徒さんも手懐ける』
という点であります。
持ち前の明るさで接し、生徒さんがどのようなタイプの人間であっても、
1,2回の指導ですぐに仲良くなってしまいます。
生徒さんが大人しめの生徒さんであれば、生徒さんの発言に柔軟に対応する聞き上手な態度で接し、
生徒さんが明るい生徒さんであれば、わこ自らが話を振って生徒さんに数多くの反応をさせます。
そのように上手く接するコトで、生徒さんの緊張を解し、
生徒さんが不明点を質問しやすい環境を即時に作り上げます。
空気が読める柔軟なムードメーカーとして指導ができる点には感嘆する他ないです。


?アーチのケース

アツいハートを持ってる、という言葉がホンマに似合ってるのがアーチくんです。
彼の指導上の特徴は、
『経験談で生徒さんのココロを動かす』
というコトでしょうかね。
アーチくん自身、受験期は数々の壁を乗り越えてきたそうで、
それだけ様々な経験をしてきました、良いコト悪いコト問わず。
彼は生徒さんに自身の経験談を多く話すコトで、
生徒さんに自然とヤル気とモチベーションを上げさせます。
例えば、英単語を覚えてこない生徒さんに対して、
高1時に英単語を覚えなかったアーチくん自身の失敗談を話し、
英単語を覚えるコトの重要性を教えると共に、ヤル気を与えます。
彼のスゴイ所は、ただ単に経験談を話すのではなく、
その話をし始めるタイミングがいつでもベストな所です。
生徒さんが模試で失敗をした時には、
アーチくん自身が落ち込みから再度ヤル気を出したエピソードを即座に話すなど、です。
臨機応変に生徒さんにとってベストな話を即座に持ってくる点が、
彼の指導において最もスゴイ所であると感じています。
そのような臨機応変さが欲しいですね、切実に。


?リョーコのケース

NAWN以外で一番感嘆した指導法を見せてくださったのが、
大学2年で指導が1年目のリョーコ。年は自分と同い年ですけどね。
普段から、結構わこと衝突とかしてますけど、実際は仲イイと思います。
で、リョーコの指導上の特徴は、
『救われない指導員を演じる』
という点であります。
例えば生徒さんが、個別指導で既に扱った内容である、
「関係代名詞と関係副詞の違い」が分からなかったとしましょう。
この時、リョーコはすぐに説明に入るのではなく、
「あれ?私もド忘れしちゃったから教えてくれる?」
と、自分も忘れたフリをするのです。
すると生徒さんは、ノートを見返して該当箇所を見つけ出し、違いを説明します。
リョーコはその内容をホワイトボードに書き出し、改めて生徒さんにその内容をノートに書かせます。
この時点で、生徒さん自身に読ませ・書かせたワケです。
そしてその回の指導が終了する間際に宿題として、
「関・代と関・副の違い、ド忘れしてた私も覚え直すから、○○さんも覚えてきてね!」
と伝えます。
そうすると生徒さんは、
「指導員も覚え直してくるから自分もやらないと。」
という気にならざるを得なくなるのです。
つまりリョーコの指導法をまとめますと、
生徒さんの理解が曖昧な箇所を、
生徒さん自身に読み上げさせ・書き取らせ・覚えて来させるという、
確固たる3段方式で復習を徹底させて、内容を定着させるというモノなんですね。
特に「自分も覚えてくるから〜」という極々僅かなプレッシャーを生徒さんに与える辺りはかなり巧妙です。
復習が実力アップに繋がるという大前提を見事に活かした指導法であると思いました。



…な〜んてマジメなコト書いてきましたけど、
研修会の実態は、マジメさは一応保たれていましてけど、
結局みんなでワイガヤやってました(笑)



兎にも角にも、有意義な研修会でしたよ。





ちなみに余談ですが、研修会後の幹事会では、
数学の幹事は2年のカズトヨに継承されましたが、
英語の幹事は相変わらずワタクシがする事になりました;

… … …ま、えぇか。(軽;)





『有意義であると感じたならば、
 その場で出来る限り多くの事を学ばないと、
 決して有意義であるとは言えない。(Byミルパパさん)』

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